ファーストバイトの演出は巨大なコテで!
こんにちは、わかやまだんなです。今回は私達が実際に行った変わり種ファーストバイト演出についてご紹介いたします。
ファーストバイトとは
結婚式の人気演出であるファーストバイト。ウエディングケーキ入刀のあと、「一生食べ物に困らせない」という意味を込め新郎から新婦へ、「おいしい料理を食べさせます」という意味を込め新郎から新婦へ、お互いにケーキをスプーンですくって食べさせる演出です。
最近は、両親から子どもである新郎新婦へのラストバイト、新郎新婦から両親へのサンクスバイト、兄や姉夫婦といった先輩夫婦のお手本バイトなど、バリエーションは増えているようです。
新鮮味のある演出を求めて
このファーストバイトは、結婚式定番とも言える演出で、過去に参加した友人の結婚式でも必ずと言っていいほど目にしてきました。定番であるが故に、その演出のパターンはある程度決まっており、なかなか新鮮味がありません。そんな中でも、列席者には楽しんでもらいたい。ということで、私達はちょっと変わった演出を取り入れ、列席者を驚かせようと考えました。
そこで私達がやってみたのが「巨大コテでのファーストバイト」です。
プランナーさんとファーストバイトの演出を考えている時、奥さんが「最初からビッグスプーンはアカンかな」と言い出しました。
通常のファーストバイトは、
1,新郎から新婦へ→普通サイズのスプーンで食べさせる。
2,新婦から新郎へ→ビッグサイズのスプーンを使って、「えー!そんな大きなスプーンで!」とゲストを驚かせる。&ケーキをスプーンいっぱい大盛りにすくい食べさせる。
3,当然口には入りきらないので、新郎の顔にクリームが付いてしまい、会場の笑いを誘う。
といった、流れが定番かと思います。
それなら、最初からビッグスプーンを使って、参列者の意表を突きたい!と奥さん。
幸い進行上はファーストバイトの後。すぐにお色直しの退場だったので、体を張ってみるとのことでした。それには私も賛成でした。
…が、奥さんと旦那が続けて同じビッグスプーンでは、尻すぼみ感があると考えた私は
「じゃあ俺はお好み焼きのコテで食べる」と気付いたら言っていました。
会場は大阪で、ゲストは関西以外の人が多い。大阪をイメージさせるお好み焼きのコテは演出上の都合もベストマッチだと思いました。
プランナーさんや奥さんもコテを使う案に同意してくれたため、コテでのファーストバイト演出をすることに決まりました。早速ネットで探したところ、以下の特大コテを見つけました。
価格:3,232円 |
口コミを読むと、私と同じくファーストバイトに使ったという書き込みが(笑)
届いた商品を見たとき、予想以上の大きさにびっくりしました。私は手のひらサイズのコテを想像していましたが、予想に反してお好み焼きが1枚まるごと乗るサイズのコテが届きました。予想外ではあったものの、見た目のインパクトは十分です。パーティー感を出すために、奥さんが柄の部分に造花とリボンを付けてくれました。
実際に行った結果
披露宴当日、ファーストバイト開始。新郎→新婦へ食べさせるシーン。会場が用意してくれた新婦用(通常は新郎用)のビッグスプーンは思ったほどの大きさはなく、ゲストの驚きもそこまでありませんでした。これを新郎用のオチとして使っていたら、少しインパクトに欠けるなという感じがしました。
そのあと、新婦→新郎へ食べさせるシーン。満を持して巨大コテが登場!予想通りざわついてくれるゲストの皆さん。大阪=お好み焼きのイメージを想像させるナレーションも相まって、会場に笑いを誘うことができました。
ただ、コテが大き過ぎるためあまり上手くすくえなかった様で、大きさの割にはすくえた量が少なかったように思います。今思うと、事前に小さなケーキですくう練習をしておけばなぁと反省です。
さて、今、そのコテはと言うと…新居のキッチンの引き出しに入れてあります。
まだ使ってはいませんが、お好み焼きを焼くときに活躍する…はずです。
調べてみたところ、和装の披露宴では、しゃもじを使うこともあるんだとか。
スプーン型のクッキーを焼く花嫁さんもいるそうです。
普通の演出に飽きてしまったカップルは、変わり種ファーストバイトを取り入れてみてくださいね!