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最近CMで話題のHanayume割(ハナユメ割)はホントに安いの?

こんにちわ、わかだんなです。

最近、気になっているCMがあります。それは、「Hanayume(ハナユメ)」のCM。
同じ式場でも、ハナユメを通すと最大100万円引き。
なかなかセンセーショナルなCMですが、なぜそんなに安くなるのか?
ゼクシィと何が違うのか?気になったので、調べてみることにしました。

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Hanayume(ハナユメ)とは?

ハナユメとは、結婚式場を選ぶときのお手伝いをしてくれるサイトです。
調べてみて知ったのですが、その前身は「すぐ婚Navi」。2016年11月にサービス名を変更したそうです。そこに、今回の謎を解く鍵がありました。


すぐ婚Naviは、「すぐ婚」と表す通り、半年以内に式を挙げるカップルに対象を絞っていました。一般的に、結婚式は半年以上先に式を予約するケースが多いと思います。


しかし、一旦契約しても、何らかの事情でキャンセルや日にちを先延ばしにするカップルはいます。(個人的にその事情を知りたいところですが。)

 

その結果、現時点から半年以内の日にちがいきなり空いてしまうわけです。この空いた日、式場側としてはどうにか埋めて利益を得たい。準備期間が短くなってしまうデメリットはありますが、そこを価格メリットを打ち出して売ってしまいたいと考えます。


その交渉を、もちろん式場と直接することも可能です。ただ、交渉が苦手な方や、そもそも値切ることを思い付かない人もいるらしく、そんなカップルのために、先に交渉をし、キャンペーンとしてわかりやすく提示してくれるのがハナユメというサービスなのです。

 

私達はゼクシィで会場の事前検討をしました

さて、私たちの場合はどうだったか、の話をしたいと思います。
プロポーズのあと、奥さんがゼクシィを買ってきました。奥さんいわく、結婚の準備を何から始めていいかわからなかったので、なんとなくゼクシィを買ってきたとのこと。


「プロポーズされたら、ゼクシィ!」の教えを忠実に守る奥さん。CM効果とはすごいです。以前も書きましたが、ゼクシィの分厚さの殆どは、結婚式会場の広告です。

 

書店で買ってから持ち帰るまで相当重かったようで、その労力を考えると無理をして購入しなくてもいいかもしれません。ゼクシィに載っている情報は、全てネットで見られるからです。

 

ゼクシィ(雑誌)をサッと見て、大体のイメージを掴んだあとは、ゼクシィネットを通して具体的に会場の候補を決め、実際にブライダルフェアに行く申込をしました。


(ブライダルフェアの記事は以下)

www.waka-danna.net

www.waka-danna.net

 

私たちは、3会場見て回ったあとで、契約しました。3月頭のことでした。
当初の予定は半年くらいあとの、9~11月くらいの挙式を想定していました。

 

しかし、フェアに参加した3会場とも、3月の時点で9〜11月のお日柄のいい土日祝は、9割以上埋まっていました。そこで式場が勧めてきたのは、6月末のお日柄の良い日でした。


プランナーさん曰く、4ヶ月あれば準備はできるとのこと。実際、半年以上前に契約したとして、式場と具体的な打ち合わせが始まるのは4ヶ月前からとのこと。
振り返ると、お互い働いてる中で、4ヶ月弱での準備は正直バタバタしましたが、無理なスケジュールではありませんでした。

 

しかも、9月のハイシーズンと比べ、時期が迫っていて、かつ梅雨時期でオフシーズンの見積は、基本料金で20万円程違いました。


更に、まだ値引き交渉を続けた結果、加えて60万円の値引きに成功。交渉は私が自分で行いましたが、時間も体力もかなり消耗します。もし代わりに交渉してくれる人がいたらどんなに楽なことか。それを行ってくれるのが、ハナユメというわけです。

 

つまり、ゼクシィは純粋な会場提案。対して、ハナユメは割安な日を見繕った上での会場提案という違いがあります。

他に、ゼクシィと違う部分はあるのでしょうか?
ハナユメは、サービスの性質上、前述の様なキャンペーンを行える会場を掲載しているので、業界最大手のゼクシィとは、掲載会場数が違います。例えば、和歌山県で探すと、ゼクシィネットでは8会場がヒットしますが、ハナユメだと2会場。(雑誌ゼクシィだと、また掲載数が変わってきます)


ただ、梅田のような激選区はハナユメも力を入れているようなので、地域によって違うみたいです。自分たちが式を挙げた会場も、ハナユメに掲載がありました。会場選びの際に参考にした、口コミ数はゼクシィの方が多いようです。

 

ハナユメは本当に安いのか


ハナユメの参考価格をみたところ、その会場相場より70万円ほど安い。一瞬驚きましたが、単純に考えてはいけません。掲載されていたのは60人での見積例で、その内訳を一個一個確認しました。

 

ハナユメでは、新郎新婦の衣装代が無料になっていました。しかし、式の中でお色直しをする人は多いと思います。
ドレス一着30万円前後かと思いますので、それが書かれていません。

 

装花は10万円の見積ですが、おそらく最低ランク。これだと大きなテーブルにお花がちょこんというレベル。装花の打ち合わせ時に知り、びっくりしたものです。私達もかなりコストダウンに気を使いましたが、実際にそれなりの見栄えを求めたら20万円は必要です。


また、カメラマンによる式・披露宴中の写真撮影は、アルバム込みで最低14万円〜でしたが、その記載もありません。

ムービー演出(1回約15万円〜)も含まれていません。

5万円相当の音響プレゼントとなっていますが、そもそも我々は音響費用を別途で請求されていないような。。。(会場費込みかも知れませんが)

 

唯一会場費は確かに安いですが、そもそもが空いている日にちのため、お日柄が希望通りとは限らず。。。

 

細かく確認していくと、結局相場程度に落ち着くのではないかなーと感じます。

 

初回見積はどこも安く提示してきます

 

だからといって、ハナユメは良くない、というつもりはありません。
ゼクシィを通したところで、式場が出してくる初回の見積は、最低限の見積だからです。


以前も書きましたが、自分たちがどういう式・披露宴をしたいか、具体的なイメージがあればあるほど、最初からお願いして、現実に即した見積を出してもらえるはずです。


とは言え、例えば装花の料金が見積からグッとアップする、なんてなかなか考えないかと思いますので、見積からグッとアップする可能性があることを念頭に置きつつ、基本的な料金を最初に値切るのがいいでしょう。


交渉が苦手な方は、ハナユメを使ってみるのも手かもしれませんね。

 

便利だったサービス

ちなみにゼクシィネット内に内祝を通販できるサービスがあり、これがなかなか便利でした。プラス100円で、写真入りのメッセージカードも同封できるので、式に参加できなかった方にお送りしたところ、好評でしたよ。

 

ゼクシィやハナユメ以外にも、会場選び応援サイトはありますので、いろいろ見て、比較するのもいいかもしれませんね。