スーパーのレジで起こった出来事。何気ない一言が人を印象付ける。
こんにちは、わかやまだんなです。
今回は、スーパーのレジでおこった出来事に関して感じたことです。
出来事の一部始終
今日夕食の材料を買いに近所のスーパーに行った時の出来事です。
お会計のため、レジ打ちを待っていると、その店舗では8月から新しく電子マネーが使用できることになったことに気がつきまいした。
楽天Edyを愛用している私は、利用できる電子マネー対象にEdyが含まれていることを確認して店員さんに「Edy払いで」と一言お願いをしました。
店員さんの歳は20代後半と思われるなかなか若い感じの風貌でした。(仮に名前を店員Aとします。)
彼は私の言葉を聞いて「はい。」と答えると、ひと通りのレジを打ち終えてお会計の段階になりました。
すると、その店員Aは後ろを振り向き、別のレジで対応していた男性店員Bに向かって言い放ちました。
「B!(店員の苗字)Edyわかるやろ?ちょっと来てくれ!」
おそらく店員Bは、店員Aの後輩なのでしょう。
20代前半か10代とも取れる若い男性店員Bは、隣のレジから我々のレジに移動してきました。
レジの前に立った店員Bに対し、店員Aは
「ちょっとEdyやってくれ。Edyだけわからんねん。」
と店員Bに言い、店員Bは「はい」と返事をして淡々と端末の操作を行います。
無事Edy決済を終え、私は商品かごを持ってレジを離れようとしました。同時に店員Bは自分の持ち場である隣のレジに戻ろうとしました。
その時、店員Aは助けてくれた店員Bに向かって
「今度からEdyの時は全部お前にまかせるわ」
と一言。私はこれを聞いて、「店員Aは恥ずかしい人間だ」と感じました。
何気ない一言がその人を印象付ける
私はこれに関して以下のように考えました。
(ただし、二人の正確な立場や関係を知らないため、あくまで二人はレジ打ちの先輩・後輩関係であるという推測を前提とします。)
・Edy決済の方法を知らないこと自体は問題ではないこと。人間誰だって知らないことだらけです。
・しかし、レジ打ち店員として通常の操作であるEdy決済の方法を知らないことは恥ずべきことだという認識は持っておくべきということ。
・後輩であろうが、教えを乞う時は敬意を払うべきであること。
・そして、次は自分一人で出来るよう努める姿勢は大切だということ。
所詮はレジ打ち操作。誰でもすぐに習得できるようデザインされているため、おそらく店員Aは程なくEdy決済の方法を身につけるでしょう。
店員Aにとっては何気なく発した一言。金輪際Edy決済は店員Bに任せようなんて、真面目に考えてはいないでしょう。
しかし、店員Bはどう思ったでしょう。
・先輩なのにEdy決済の方法を知らないのか
・助けてあげたのに一言礼もないのか
・毎回手伝うなんて面倒だ
いろんなマイナス感情が湧いたと想像できます。
店員Aに対する店員Bの評価は下がったでしょう。
そして第三者である私も、初対面の店員Aに対して恥ずかしい人間だと感じました。
もしかしたら店員Aは男気があって後輩の面倒見もよく、人間的に素晴らしい部分を持ち合わせた青年なのかもしれません。
しかし、あの一言から私は彼の良き青年像は想像できませんでした。
何気ない一言が自分の評価を下げる。言葉ではわかっていてもなかなか実感することが無い気がします。
自分の評価は、自分ではなく他人が行うものであり、その評価こそが社会的な評価となります。故に自分が発する言葉や態度は細心の注意が必要。
改めてそう感じた出来事でした。